【坐禅講義60】第三講: 坐禅の生理学
藤田 一照 藤田 一照
2018/04/27 07:06

【坐禅講義60】第三講: 坐禅の生理学

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【坐禅講義59】第三講:坐禅のなかの動き③頭蓋仙骨系から発する律動

 

わたしは、坐禅という行は、表層的なこころのレべル(大脳新皮質)を越えた、もっと人間存在の「芯」の部分(脳幹-脊髄系)に密接に関わるものであると考えてきました。

「頭蓋仙骨療法」を習い、膜に包まれた律動する「頭蓋仙骨系」がわれわれのからだの中心部で静かに息づいていることを知ったことで、わたしはその 「芯」の実態がより具体的に見えてきたように思いました。

宗教的行の一つである坐禅とボディ・ワークの一つである「頭蓋仙骨療法」、両者は一見全く無関係に見えるのですが、実は深いところで本質的な連関を見出せるのではないかという感触をわたしは得ているのです。

もしそれが正しければ、今後「坐禅の生理学」を深めていく上で、欠かせない材料といえるのではないでしょうか。


藤田一照著「現代坐禅講義」(P.310〜)より一部抜粋

 

《藤田一照 一口コメント》  

坐禅の生理学的な研究といえば、坐禅中の脳波を調べて、通常の時よりもα波が優位になるといったような研究が、かつては

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